ウィンクルボス:JPMorganが暗号企業を潰そうとしている

14時間前
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タイラー・ウィンクルボスの発言

ジェミニの共同創設者であるタイラー・ウィンクルボスは、Xのソーシャルメディアプラットフォーム上で、銀行大手JPMorganが暗号企業を「潰そうとしている」と非難しました。この発言は、今週初めにブルームバーグが報じた、アメリカ最大の銀行がフィンテック企業に対して、JPMorganの顧客の口座情報にアクセスするための手数料を支払うことを要求し始めたというニュースを受けてのものです。

銀行の動きとその影響

このような動きにより、銀行の巨人は、Plaidのような第三者プラットフォームを通じて無料で銀行データにアクセスする権利を奪おうとしています。ウィンクルボスは、この最新の要求が多くの金融企業の基盤となるフィンテック企業を実際に壊滅させると確信しています。ジェミニやコインベースなどの主要な暗号取引所も、ユーザーアカウントの資金調達のためにこのようなサービスに依存しています。

オープンバンキングルールと法的闘争

さらに、ウィンクルボスは「オープンバンキングルール」により、第三者アプリを通じて自分たちの金融データにアクセスできるようになると指摘しました。しかし、銀行業界は消費者金融保護局(CFPB)に対して法的闘争を開始し、このルールが機関の法定権限を超えていると主張しています。

「これは、イノベーションを殺し、アメリカの消費者を傷つけ、アメリカにとって悪い、ひどい規制の捕捉です」とウィンクルボスは述べました。

5月、CFPBは、要求に応じて第三者とデータを共有することを義務付けるルールを廃止することを確認しました。銀行業界は、広範なデータ共有に伴う規制負担を懸念しています。しかし、ウィンクルボスはこの動きを「ひどい規制の捕捉」と表現しました。