パキスタン中央銀行のデジタル通貨計画
ロイターによると、パキスタン中央銀行はデジタル通貨のパイロットプログラムを準備しており、仮想資産の規制を最終調整しています。
中央銀行総裁の発言
7月9日、中央銀行総裁のジャミール・アフマド氏はロイターNEXTアジアサミットで、同国が金融システムを近代化し、中央銀行のデジタル通貨の能力を強化していることを述べ、できるだけ早くパイロットを開始することを希望していると語りました。
アフマド氏は、南アジアにおける金融政策の課題についてスリランカ中央銀行総裁と議論し、新しい法律が仮想資産産業のライセンスと規制の基盤を築くことになると述べました。
技術パートナーとの接触
また、中央銀行は一部の技術パートナーに接触していることも明らかにしました。アフマド氏は、この新興分野にはリスクと機会の両方が存在し、リスクを慎重に評価・管理し、機会を捉える必要があると強調しました。
政府の計画
同日、パキスタンのブロックチェーンおよび暗号通貨担当国務大臣は、政府が2025年の仮想資産法を承認し、暗号通貨産業を規制するための独立機関を設立する計画を発表しました。