ブルーメンタール上院議員のSECへの要求
上院議員リチャード・ブルーメンタール(D-CT)は、ドナルド・トランプ元大統領の暗号通貨事業に関連する個人や企業が、米国証券取引委員会(SEC)から優遇されているかどうかについて、同委員会に回答を求めています。ブルーメンタールは月曜日にSECのポール・アトキンス委員長宛てに書簡を送り、暗号通貨企業に関する執行決定に関連する記録や通信を要求しました。この要求には、トロンの創設者ジャスティン・サンに関連する企業も含まれています。
SECの執行決定とサン氏の告発
今月初め、SECはサンと彼のいくつかの企業に対する詐欺の告発を、1000万ドルの民事罰金を含む和解の中で却下しました。ブルーメンタールの手紙では、SECの執行部門のディレクターとしてわずか6か月しか在籍していなかったマーガレット・ライアンの退職についても疑問を呈しています。
「ライアン氏の突然の退職は、彼女の短い在任期間と、上層部が特定の暗号通貨企業に対する訴追を禁止するために介入したとの報告を考慮すると疑問を呼び起こします。」とブルーメンタールは書いています。
トランプ元大統領との関係
ブルーメンタールは、サン氏がトランプ元大統領のメモコイン$TRUMPを数百万ドル分購入し、その最大の保有者となったことを指摘しています。さらに、サン氏と彼の企業はトランプ家の大規模な暗号通貨事業であるワールド・リバティ・ファイナンシャル(WLFI)の初期投資家となり、WLFIのガバナンストークンとそのステーブルコインUSD1に数千万ドルを提供しました。
SECの執行への批判
ブルーメンタールの手紙は、SECがジョー・バイデン政権下で提起された複数の著名な事件を終了させた後に送られました。SECは2025年2月にコインベースに対する訴訟を終了し、2025年5月にはバイナンスと創設者のチャンポン・“CZ”・ジャオに対する訴訟を却下しました。
「人々は信頼を失っています。」とスティーブン・リンチ議員(D-MA)は、下院金融サービス委員会の公聴会でアトキンスに語りました。
ブルーメンタールはSECに対し、要求された記録を4月13日までに上院常設調査小委員会に提供し、ジャオのケースに関連する文書も含めるよう求めています。また、SEC委員長のオフィスとトランプまたはウィトコフ家のメンバーとの暗号通貨ビジネスに関する接触の記録も求めています。