最近のビットコインのネット流入と企業の購入動向
SoSoValueのデータによると、2025年6月16日(米国東部時間)時点で、世界の上場企業(マイニング企業を除く)によって先週割り当てられたビットコインの総週間ネット流入は12億ドルに達しました。
主要企業の動向
その中で、Strategy(旧MicroStrategy)は10週連続で保有を増加させ、先週は10億5000万ドルを投資しました。価格104,080ドルで10,100 BTCを増加させ、総保有量は592,100 BTCに達しました。
日本の上場企業であるMetaplanetとRemixpointも先週、大規模購入を行いました。Metaplanetは1億1700万ドルを投資し、価格105,435ドルで1,112 BTCを増加させ、総保有量を10,000 BTCにしました。Remixpointは約2,270万ドルを投資し、価格108,930ドルで208.4 BTCを増加させ、総保有量は1,038.27 BTCに達しました。
資金調達計画の発表
さらに、GameStopとMetaplanetは新たな資金調達計画を発表しました。GameStopは17.5億ドルのゼロクーポン転換社債(オプションが完全に行使された場合は20億ドル)を発行する計画で、調達した資金は一般的な企業目的(潜在的なビットコイン投資を含む)に使用される予定です。
一方、MetaplanetはEVOファンドに2億1000万ドルのゼロクーポン普通債を発行することを決定しており、調達した資金はビットコイン購入に使用される見込みです。
全体の保有状況
報道時点で、統計に含まれる世界の上場企業(マイニング企業を除く)は合計649,760 BTCを保有しており、その時価総額は約694億ドルで、ビットコインの総時価総額の3.27%を占めています。