REX-Ospreyの新ファンド「ESK」
REX-Ospreyは、Ethereumの保有とステーキング報酬を組み合わせたファンド「ESK」を発表しました。この製品は、ブロックチェーンネイティブな利回りを従来の投資枠組みに取り入れるために設計された、米国初のETFです。
ファンドの特徴と運営
9月25日付のプレスリリースによると、REX SharesとOsprey Fundsの協力により、ESK ETFが立ち上げられ、投資家はスポットEthereum(ETH)へのエクスポージャーと、ブロックチェーン上でその資産をステーキングすることから得られる月次報酬を受け取ることができます。このファンドは「REX-Osprey ETH + Staking ETF」と呼ばれ、1940年の投資会社法の下で運営されており、構造と運営に厳しい規制要件を課す重要な特徴があります。
ESKファンドは、直接ステーキングされたEthereumと、ステーキングされたETHポジションを維持する他の上場投資商品を組み合わせて保有するように設計されています。プレスリリースによれば、ファンドが得たすべてのバリデーター報酬は投資家に流れ、REX SharesやOsprey Fundsは分配の一部を保持しません。この特徴により、ESKはパフォーマンスフィーや収益分配モデルを持つ他の暗号関連商品とは一線を画しています。
CEOのコメントと市場の反応
特に、REX FinancialのCEOであるGreg Kingは、この立ち上げを同社の戦略における論理的な次のステップと位置付けました。「ESKを通じて、私たちは投資家にEthereumとステーキング報酬へのアクセスを最も広範な米国ETF形式で提供しています」とKingは述べました。「これは、ETF構造を通じて暗号ステーキングを導入する私たちの取り組みを続けるものです。」
ESKの展開は、7月にデビューしたSSK、REX-Osprey Solana + Staking ETFに続くものです。REX-Ospreyによれば、SSKはすでに3億ドルを超える運用資産を達成しており、このハイブリッド投資モデルに対する市場の実際の需要を示しています。さらに、SSKは最近、規制された投資会社構造に転換し、投資家にとって税効率を向上させる動きがあり、ESKが成熟するにつれて考慮される可能性のある特徴です。