Cantor Fitzgerald、金価格保護付きのビットコインファンドを立ち上げ

3週間前
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Cantor Fitzgeraldの新ファンド設立

Cantor Fitzgerald Asset Managementは、ビットコインに対するエクスポージャーと金価格に関連した下方保護を組み合わせた新しいファンドの設立を準備しています。このファンドは、Cantor Fitzgerald Gold Protected Bitcoin Fund, L.P.と名付けられ、同社にとって初のビットコイン(BTC)を中心とした投資商品となります。

ファンドの構造と目的

5年間の構造を持つこのファンドは、投資家にビットコインのフルアップサイドへの参加を提供すると同時に、金の価格に基づいた損失に対する1対1の保護を提供するように設計されています。このハイブリッドアプローチは、ビットコインのボラティリティについて懸念を抱く投資家のニーズに応えることを目指しています。

下方保護を金の価格にリンクさせることで、Cantor Fitzgeraldはこのファンドを、伝統的な避難資産と高成長デジタル資産を結ぶヘッジ戦略として位置づけています。

新たな投資ベンチャー

さらに、Cantor Fitzgeraldは最近、Tether、Bitfinex、そしてSoftBankと提携し、30億ドルのビットコイン投資を行う「21 Capital」を設立しました。これらの企業はビットコインを出資し、転換社債やプライベートエクイティラウンドを通じて追加資金を調達する計画です。

この新たなベンチャーはBrandon Lutnickが主導し、トランプ政権時代の米国における親暗号政策の変化を活かすことを目指しています。

「Cantorでは、デジタル資産投資へのエクスポージャーを求めるクライアントを支援する革新的な製品の提供に注力しています」と、会長のBrandon G. Lutnickは述べています。

会社によれば、ファンドは今後数週間内に投資家からの資本を受け入れ始める予定です。