Meta、Diemプロジェクト売却後の支払いコスト削減に向けたステーブルコイン統合を検討

1か月前
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MetaのInstagram向けステーブルコインの統合の検討

Metaは、Instagramのクリエイターへの支払いにおいて法定通貨よりも支払いコストを削減するために、ステーブルコインの統合を検討しています。報告によれば、同社は具体的にどのステーブルコインを使用するかはまだ決定していないとのことです。

暗号インフラ企業との連携

さらに、Metaは地域間の支払いコストを解決するために、暗号インフラ企業とも連絡を取っています。また、同社は元Rippleの幹部であるジンジャー・ベイカーをプロダクトの副社長として雇用しました。

米国の規制動向とLibraプロジェクト

ステーブルコインへの新たな焦点は、トランプ大統領が就任して以降、米国の規制当局が暗号通貨に対してより友好的な態度を示すようになった時期に重なっています。

2019年、MetaはステーブルコインプロジェクトLibraを立ち上げましたが、その後Diemに改名されました。しかし、規制の圧力によりプロジェクトは予定の通りには立ち上がらず、最終的に閉鎖されました

Diemの知的財産権とその後の展開

Diemの知的財産権はSilvergate Bankに売却され、同銀行はその後破産を宣言しましたが、プロジェクトはMOVE言語を利用したAptosなどの新しいチェーンで継続されており、現在Metaはその運営に関与していません。