サマー・メルシンガーがCFTCを退職し、ブロックチェーン協会のCEOに就任

2週間前
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メルシンガー氏の新たなキャリアのスタート

商品先物取引委員会(CFTC)のサマー・メルシンガーが、同機関を離れた直後にブロックチェーン協会のCEOとしてキャリアをスタートさせたことが、元規制当局者のソーシャルメディア投稿によって明らかになりました。メルシンガー自身による6月2日のXスレッドでは、CFTCの元コミッショナーとしてデジタル資産業界全体の連携を促進する意義を強調し、「クリプト政策にとっての重要な岐路」に達していると述べています。

規制機関の変化とクリプト政策

「議会には拡大するクリプト・コーカスがあり、デジタル資産の固有の利益を認識している行政機関があります。そして、私たちの規制機関は対立から協力へと移行しています」

メルシンガーは、「この瞬間を捉え、プロ・クリプト政策を成功に導く必要があります」とも付け加えました。

サミットシリーズの開始

メルシンガーは、ブロックチェーン協会のCEOとしての最初の活動の一つとして、6月5日にワシントンD.C.で開催されるサミットシリーズの開始を発表しました。このイベントの基調講演者には、フレンチ・ヒル下院議員(R-AR)、ブライアン・スタイル下院議員(R-WI)、アメリカ合衆国証券取引委員会(SEC)コミッショナーのヘスター・パースが含まれています。

「今日はこのコミュニティとブロックチェーン協会にとって新たな章の始まりを意味します。共通の目的、集団のエネルギー、そして明確な方向性に基づいたものです。共に働く準備ができています」

CFTCにおける人事の大規模な変更

メルシンガーの移動は、CFTCにおける人事の大規模な変更を示しています。彼女の退職報道は、アメリカのドナルド・トランプ大統領政権がデジタル資産産業に向けて大規模な規制変更を計画している中で、CFTC全体の変化の一環として浮かび上がってきました。

メルシンガーは最近数週間で退職を決定した4人のCFTCコミッショナーの一人で、キャロライン・ファムも同様にトランプ政権のCFTCのリーダーに選ばれたブライアン・クインテンズが就任するにあたって、自身の地位を離れる予定ですが、具体的な日付はまだ確認されていません。一方、他の職員であるクリスティ・ゴールドスミスクリスティン・ジョンソンも、同様の規制の変化を示しています。