トランプ関連のアメリカンビットコインがグリフォンデジタルマイニングと合併

1か月前
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トランプファミリーとビットコインマイニングの合併

トランプファミリーに関連するアメリカンビットコインがグリフォンデジタルマイニングと合併し、ビットコインマイニング業界の大手企業を形成します。5月12日月曜日、グリフォンデジタルマイニングはアメリカンビットコインコーポレーション(Hut 8の子会社)との株式交換による合併契約を発表しました。

合併の詳細

技術的にはグリフォンが買収側ですが、アメリカンビットコインの株主は新会社の98%の株式を所有することになります。合併後、グリフォンの株主はわずか2%を保有し、新会社はアメリカンビットコインのブランド名で運営されます。

経営陣と取締役会

アメリカンビットコインの経営陣には、CEOのマイク・ホー、マット・プルサク、エリック・トランプが含まれています。また、取締役会もアメリカンビットコインからのメンバーで構成され、マイク・ホー、アッシャー・ジェノート、ジャスティン・マティーン、マイケル・ブルキムが参加します。

合併後の展望

合併は2025年第3四半期に完了する見込みで、アメリカンビットコインは純粋なビットコイン(BTC)マイニング企業として最大の存在になることを目指しています。また、ティッカーシンボルABTCでのナスダック上場も目指しています。

トランプ家族の関与

アメリカンビットコインは、エリック・トランプドナルド・トランプ Jr.によって3月31日に設立され、Hut 8とのパートナーシップを基にしています。Hut 8は61,000台のマイニングリグと11の米国データセンターを提供し、同社の80%の所有権を得ました。残りの20%はエリック・トランプとドナルド・トランプ Jr.に渡され、他の暗号関連事業も含まれます。

トランプ家族は、特にワールドリバティファイナンシャルという会社を通じて、暗号業界と強い繋がりがあります。

エリック・トランプとドナルド・トランプ Jr.は、会社の経営に積極的に関与し、故ドナルド・トランプ大統領にも関係しています。しかし、暗号業界への関与は批判を招くこともあり、特に最近の暗号規制の変更による潜在的な利益相反について、いくつかの立法者が懸念を示しています。これは特に、トランプが推進している最近の暗号規制の変更に起因しています。