Visa CEO、株価下落後のステーブルコイン法案について言及。「支払い大手はこの瞬間を数年間準備していた」と語る

15時間前
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VisaのGENIUS法に関する展望

VisaのCEO、ライアン・マッキナー二は、アメリカが**GENIUS法**、すなわちステーブルコイン規制法案を承認した場合、同社に与えられる可能性のある影響について言及しました。CNBCの「Squawk on the Street」での新しいインタビューにおいて、マッキナー二は、Visaが長年にわたりステーブルコインの**大規模な採用**に備えてきたと説明しました。

「私たちは数年間、この瞬間に向けて準備を重ね、基盤を築いてきました。GENIUS法は現在、上院を通過し、今後下院でも可決される見込みです。これにより、ステーブルコインに対する規制の明確さが得られると期待しています。」

また、マッキナー二は、ステーブルコインを受け入れる体制を整えていると述べています。「私たちは人々がステーブルコインを基にVisaの資格を発行できるよう支援し、また、ステーブルコインを用いて自社の決済インフラを近代化しています。さらに、今後も世界中でステーブルコインを受け入れるための**様々な革新**を展開する計画です。」

市場の反応とVisaのビジョン

Visaの株価は、米国上院がGENIUS法を承認した後に**下落**しましたが、マッキナー二は、需要があればVisaの決済ネットワーク全体でステーブルコインの使用を実現できると述べています。

「決済には信頼、使いやすさ、スケールの3つが必要です。そうした理由から、全世界で約50億のVisa資格が存在し、140億のVisaトークンが流通しており、1億5000万の商人がビジネス成長のためにVisaに依存しています。」

マッキナー二は、これがVisaが他社よりもこの仕組みを**上手く運用**できている理由であると強調しています。「もしステーブルコインが世界中で受け入れられる通貨の形態となれば、私たちはそれをVisaシステム上で実現し、その数十億のエンドポイントに**スケール**させることができるでしょう。」

執筆時点で、Visaの株価は350ドルで取引されており、52週の高値の375ドルから**下落しています**。